2023年1月 はじめてのひとりぐらし その① (部屋探し編)

こんにちは、じゅけいです。

もう2月も末ですがまだ1月のまとめを書いていません。なんでこんなに遅くなったかと言えば、年明けくらいから引越しをしようとあれやこれやしていたからです。今週末はワクチン接種をしたのであんまり活動できないためようやく更新の時間が取れたというわけです。

ということで今月からしばらく日記特別編として、いい歳した大人が「はじめてのひとりぐらし」に向けてあれやこれやをしている過程とその過程で思ったことをまとめます。

  • なんで一人暮らしをするの
  • 部屋を探そう
    • 相場観をつかむ
    • 条件を整理する
    • ハザードマップを眺める
    • 条件に優先順位をつける
  • 思ったこと
    • 部屋を探すだけでも初めてわかること、考えなきゃいけないことがたくさんある
    • 住むところを探す ほど地理を覚えるのにいい行為はない。
    • 「重ねるハザードマップ」は楽しい
    • 部屋探しは楽しい
続きを読む

2022年12月 1年の振り返り、『ぼっち・ざ・ろっく!』

あけましておめでとうございます(今更感すごいですが一応年明け一発目の記事なので言っておきます)

年末にさんざん2022年の総括をしていましたが、12月単月のまとめはまだやっていないので書きます

1年の振り返りをした

年末と言えば1年のまとめ!ということで、振り返り記事を書きました。

 

capp-10k.hatenablog.com

capp-10k.hatenablog.com

 

個人的に日記もつけているし月まとめだってやってますが、テーマを絞ってまとめるのもまた良いので、これも毎年できれば同じテーマでやっていきたいです。
また、フォロワーさんやフォロワーさんのフォロワーさんやまったく知らない方まで、いろんな方の書いた1年まとめ記事がTL上に回ってきており、楽しく読めました。フォロワーさんの人となりや、私の知らぬよいものが見れて楽しく過ごした年末でした。年末はいいですねやっぱり。

一つ反省としたら年末だけでまとめるの結構大変ではあったので、12月入ったら1年の振り返りをちょっとずつやる必要があるなと思いました。

『ぼっち・ざ・ろっく!』

1年の振り返り記事ではアニメにあまり言及していなかったのでここでします。
『ぼっち・ざ・ろっく!』は原作は未読ですがきららの注目作なのは知っていましたので、クール始まった当初から楽しみにしていました。結果として期待を上回るクオリティで大満足でした。

バラエティ豊かな画面で描くギャグシーンは本作の強い特徴でしたが、おかげで毎週楽しく見られました。エモいシーンも多数ありそこももちろんよかったのですが、8回とか最終回みたいなストーリーが大きく動くエモい回でもばっちりギャグをやってくれているのがうれしかったですね。夏クールのまちカドまぞく2丁目の時も思いましたが、私はギャグの面白さを日常アニメに強く求めているのかもしれないなと思いました。

また表題の通りひとりちゃんはぼっちちゃんなので、陰キャぼっちネタが多くその点でも楽しめました。本作はほとんどリアタイ視聴できたのですが、アニメの陰キャネタで楽しみ、そのネタをもとに自分の陰キャ話を放出しつつTLに流れる陰キャ話を楽しむという一粒で二度おいしい楽しみ方もできました。そんなこんなで放送後も30分くらいTLを眺めていたので土曜は寝るのが遅くなりがちでしたね。

音楽アニメには欠かせない曲はどれも素晴らしかったです。アニメ終了後に出たアルバム『結束バンド』は音楽サブスクでしばしば聞いていますがどの曲も最高です。非オタクの前でも流せそうな普遍的良さがあると思います。ちなみに私が一番好きなのは『星座になれたら』です。

というわけで全方面にわたって素晴らしい作品でした。ここ数年のきららアニメの中ではかなり世間に注目された作品になっている気がしますがそれもうなずけます。原作も読んでいきたいとおもいます。原作ストック結構あると思いますしここまで人気になったら2期来る可能性も高そうですから、今から楽しみにしておきます。

 

おしまい。皆さん今年もよろしくお願いします。

「買ってよかったもの」で2022年を振り返る

年末ですね。年末は時間があるので、昨年同様に買ってよかったものシリーズも書きます。

といっても見返すと2021年に比べてあんまりおもしろい買い物していないので本とかも入れてます。

インフレータブルマット

今年はキャンプに2回行ったので外寝グッズを結構買ったのですが、一番買ってよかったのはこのインフレータブルマットでした。もともとキャプテンスタッグの緑のEVAマットを持っており、GWにキャンプしたときはそれを使っていたのですが普通に腰が痛くなりました。秋にまたキャンプに行くことになったのでそれに合わせて購入しました。

 

capp-10k.hatenablog.com

使用した結果ですが、これに書いたとおり、地面のゴツゴツをいい感じに打ち消してくれたので快適に寝られました。

設営もバルブ開けて放置しておくだけでいいし、撤収も体重かけて空気を抜きつつ抜けば収納袋に入れられるくらいにはすぐ縮んでくれるので楽でいいです。

未使用時でも結構でかいので、徒歩やバイクでキャンプする人は使えないのがネックですが、私は車でしかキャンプしないので大きな問題ではありません。

キャンプ以外にも使いどころは結構あり、客人用布団がない友人宅に泊まることがあるときも持っていくことで快眠できました。電車で友人宅まで行ったので移動はしんどかったですが。大学生の頃は居間に雑魚寝で全然よかったですがアラサーになるとそうもいかない...。フラット気味のスペースを長めにとれる車なら多分車中泊にもいいと思います。

珈琲の世界史 (講談社現代新書)

私の趣味のひとつに、kindleセールで安い本を漁ってまとめ買いして積むというものがあります。

この本は通勤のお供に聞いているpodcastである「ゆる言語学ラジオ」にていい本だと言われていたところでちょうどセール対象になってたので買い、2か月ほど積んだのち読みました。

名前の通り、コーヒーの起源から普及、変化、そして執筆時点の現在までの流れがまとまっている本です。

コーヒーは割と飲む方ですがこの本の序章で紹介されてるような基礎知識(どうやってできるとか、深煎り浅煎りの違いとか)みたいなところすら知らなかったので、色々勉強になりました。

この本の楽しいポイントは3つあると考えています。

1つ目が、教科書では影が薄い国の歴史を知れる楽しさです。コーヒーが西欧世界に広まる前の段階は、コーヒー発祥の地であるエチオピアや次に伝わったイエメンが主な舞台なわけですが、この辺の世界史の教科書だと正直陰が薄い国々の歴史をコーヒーを通して知ることができます。あくまでコーヒーメインですが教科書で言及があまりないので知らんことが多くて面白いです。

2つ目が、コーヒーと世界史教科書太字ワードがどんどん繋がっていく楽しさです。コーヒーが西洋世界に広まった後は、コーヒーハウスが市民交流の場として使われたり、儲かる作物として植民地に広がっていったりする中で、これまでとは打って変わり世界史の大イベントとも関わるようになります。こういう意外な関係性を見つけるのは歴史の楽しさだよなーと思います。

3つ目が、薀蓄収集の楽しさです。歴史を辿ると、ブルーボトルコーヒーの名前の由来とか、モカって実は地名だったんだとか、戦前のカフェは実質風俗店だったとか(なので本書で区別のためにカフェーと呼ばれている)とか、色々な豆知識が収集できて楽しいです。披露する場があるわけでもないですが、こういう知識は持っていればいるほど楽しいのでたくさん持っているに越したことはありません。

というわけで楽しく読めました。私が元々歴史が好きなのも大きいですが、『(身近でやたら狭い範囲の何か)の歴史』という本は似たような楽しみを得られそうなので、今後も読んでいきたいですね。

聖地巡礼 - 世界遺産からアニメの舞台まで (中公新書)

これもkindleです。アニメの聖地巡礼が趣味の一つである私としては、いつか読んでみたいと狙っていた本であり、2015年とちょっと古い本だったのでウォッチリストに投入してセールになるのを数年待っていました。ただなかなかならないので「この本はセールにならんタイプのやつだな」と思い、普通に定価で買いました。

定価で買って読むに値する本でした(先述の珈琲の世界史だって定価でも全然いい本ですが)。ケチらずはよ読めばよかったです。

著者は宗教系の研究者であり、宗教が世俗化し私事化する中で、聖なる場所ものがどのようにして社会に位置づけられているかというのが本書の主たる問題意識です。現代における宗教の特徴である「世俗化」「私事化」を整理したうえで、聖地で人をひきつけるものはそもそも何か、現代の観光と融合していった聖地巡礼とはどういったものかを、サンディアゴ巡礼、世界遺産、キリストの墓、パワースポットブーム、アニメ聖地巡礼鷲宮神社)などの個別事例を見ることで説明していきます。そして、現代の聖地巡礼は、伝統と教義だけではなく、その場所を唯一無二に変える物語とそれを共有する人々のつながりが不可欠であるとしています。この性質は宗教的なものが伝統的な宗教組織から個人間のつながりに移行していることを示しており、この点で、聖地巡礼が盛んになっていることは宗教と社会の新たな関係性を示しているという主張を導いています。

アニメの聖地巡礼への言及は最後の方でらき☆すた鷲宮神社に触れているくらいですが、聖地が生まれる条件である「その場所を唯一無二に変える物語」と「それを共有する人々のつながり」を念頭に置くと、聖地巡礼に適したよきアニメ聖地とは何たるかという条件が見える気がします。それは、「人々のつながり」を作れるか=ホスト側に巡礼者を受け入れ交流を生み出せる準備があるかや、ホスト側が主体的に関与できているかということだと思います。オタクが聖地でポスターやパネルを見つけるとうれしいのは、そこにホスト側の主体的関わりの跡を感じられるからだし、聖地になっている店の店員さんが好意的だとうれしいのはまさにホストとゲストの交流が生まれているからなのかなと思いました。

アニメ聖地としてかなり成功している大洗は、この点を十分に満たしており、だからこそアニメ聖地として成功して多くのリピーターを呼んでいるのだと思います。ゆるキャン△の山梨もいい線をいっている気がします。

 

capp-10k.hatenablog.com

私も大洗に行った際は、ホスト(商店街の方々)のフレンドリーさに驚いたと共に嬉しくも感じました。

聖地巡礼をするときは、そんなことを考えてみるとまた面白いのかもしれません。

ところで、アニメ聖地の中でも、大洗や山梨みたいに主体的にホスト側が関わっている聖地を楽しむというパターンもありますが、ポスターすらないただの街並みをひたすら見に行くみたいな聖地の巡り方もあります。

本書の中には伝統的聖地の例として、聖母出現地が出てきます。

この読み方は本書の趣旨とはずれている気がしますが、こういうアニメ聖地巡礼の仕方は、特に萌えアニメの場合、聖母出現地的な感じで位置づけることもできるかもしれません。

そんな感じで色んな解釈の仕方ができて楽しいです。私はアニメやアニメ聖地巡礼の理解の解像度がかなりネット上の皆様に比べると低い気がするので、もっと解像度が高い方々が読むとどう解釈するのかなーとも思います。そういう意味でもここで載せておきたい一冊でした。

またぞろ。1,2巻 (まんがタイムKRコミックス)

capp-10k.hatenablog.com

昨年からずっと気に入って読んでいます。今年2巻が出ましたが、1巻は電子で持ってるのにメロンブックスの限定特典が欲しくて1,2巻ともに物理本で買っちゃいました。買った甲斐があるいい特典でした。漫画は基本単行本派ですが、TL上の本誌派の皆様が載せる感想で本誌の展開が気になってしょうがないので本誌も追いたくなってきます。来年は3巻でしょうか。楽しみですね。

Cyberpunk2077

capp-10k.hatenablog.com

詳細は過去記事参照ですが、買ってよかったですね。オープンワールドゲームはちゃんとやりたいというのは昔から思っていたことだったので、今年は達成できて良かったです。来年はエッジランナーズも見たいですね。

 

ということで、今年の更新はこれで最後になります。自分用の記録がメインの拙い文章ですが、それでも読んでくださる方がいるのはありがたいことですね。今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。では、よいお年を!

 

 

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

車を考えることは人生を考えることかもしれない

日記に書こうと思いましたが他のネタとだいぶ性質が違うので、独立して記事にします。

 

今の車であるアコード、結構いい車ではあるのですがそろそろ買って3年。

重厚感と剛性感があるのはいいけど車も重く操作系も重いので軽快感は足りないなあ(当たり前だが)みたいな細かい不満や、短い人生いろんな車乗りたいよね!みたいな心から11月は結構ガチで次の車をどれにしようかを考えていました。

そして考えますが、考えれば考えるほど、何に乗ればいいのかが分からなくなってきます。というのも、具体的な車種選択の基盤となる、求める要素と予算感が自分の中できっちり定まらないからです。

求める要素

まず車によって得意なことは全く違います。山道やサーキットを楽しく速く走りたい。生活の足として気軽に活用したい。ドライブ旅行のお供として荷物をたくさん積んで長距離を楽に走りたい。これらの用途によってベストな選択肢は全く異なってきます。

山道やサーキットを楽しく速く走るには軽量でボディや足がちゃんとしたスポーツカー。例えばロードスターであるとか86であるとかがいいですが、そうなると荷物や人は乗らないし、固い足は街乗りで乗りづらいし、燃費もよくないのが気になります。

生活の足として気軽に...と考えると軽いハンドルに小さいけど人や物がよく入って燃費もいい車。例えばN-BOXとかタントみたいな軽ハイトワゴンやそれに類する車がベストでしょうが、そんな車はサーキットを走ると最悪横転しますし長距離は苦手になりがちです。

ドライブ旅行のお供に荷物をたくさん積んで長距離を楽に走れる車、とするとレガシィみたいなミドルサイズ以上のワゴンなんていいと思いますが、これは生活の足車と条件的に符合する部分はある一方ボディサイズは大きく狭い道がしんどいです。

というわけで求める要素が定まっていないと、車に対する評価は180度変わってきます。

予算感

車は一般的には家の次くらいに高い買い物です。新車に関していえば今どき安くても100万くらいはします。それだけのお金を他に投入すると色んなことができるし物も買えます。

また車というのは中古まで含めると値段の幅がすごい広いです。「壊れず走る」という最低限の条件を満たす車は、中古であれば数十万で買うことも無理ではありません。じゃあ高い車はコスパが悪いのかというと全くそんなことがなく、走るという根本的な機能が数十万の車より見違えてよくなりますし、いろんな付加価値もついてきます。

このように車は高額なうえに価格の幅が広いのでどこまでのお金をかけてどこまでの価値を求めるのかということについて難しい判断を迫られます。

車は私にとっては優先度が高い趣味でもあるので、それなりのお金を投入するだけの価値があると思っています。ただ同じ条件を満たす車も、その条件の満たし具合によって50万から100万の差がつく場合も往々にしてあります。

では、そのお金を他のものに投入するとどんなことができるのか?そもそもそんなに趣味に金使っていいのか自分...?

というとこまで考えると、人生における趣味の優先順位とか、今後かかるお金の合計は...とか考えなきゃいけないようにも思えてきます。

車を買うには人生を考えないといけないのではないか

求める要素と予算をぐるぐる考えているうちに頭が痛くなってきました。自分が人生の中で今後何をしたいのか、それにどれだけのお金がかかることが想定されるのか。そんな自分の人生全体を考えなければ答えが出ないんじゃないかとすら思えてきました。

車を探すのは楽しいですが、決めるにあたってはめちゃくちゃ難しい判断を迫られるなあと感じます。

と色んな車を調べつついろんなことを考えているうちに、「とりあえずあと1~2年くらいは今の車乗り続けるか!」という結論に至りました。

今の車も、何を求めるか定まりきらない中で「なんでもできる車」を選んだので結構なんでもできますし、正直来年どこに住んでいるかすらわからないので、それによって求める条件も変わりますから...。

 

 

ところで、私は人が車を探したり買ったりする話やプロではない人のカーレビューを見るのが好きなのですが、車を買うという行為をこうやって異様に重くとらえていることが理由かもしれません。先述の通り求める要素によって車の評価はだいぶ変わりますから、選ぶ車からその人が見えるような気がします。もちろん車含め買い物はちょうどいいいところにそれがあったみたいな巡り合わせでも変わりますから、その人の価値観がそのまま反映されているとも限りませんが、それはそれで人生が見える気がして面白いです。

というわけで、私は人が車を買った話が大好きなので、twitter等のフォロワー各位は車を買われる機会などございましたら存分に自慢していただけますとうれしいです。何卒よろしくお願いします。(なんの告知?)

 

おしまい

2022年11月 サーキット走行、輸入車に乗った

今月はそんなに遅くなりませんでした。2022年11月の記録です。

今月は車ネタ多めです。

  • サーキットで走ってきた
  • 輸入車に乗せてもらった
続きを読む

2022年10月② サイバーパンク2077、音楽サブスク

もうすぐ11月も終わり。外は冬らしくどんどん寒くなり、クリスマスっぽいCMが流れるようになり、年の瀬が近づいていく中で時の流れの速さに驚くような季節になってきました。

ということで10月の総括記事を書きます。

 

....明らかに今更感ありますが1か月の日記は翌月に書いて投げることにしているのでギリギリ翌月内だしまあセーフってことで....

 

続きを読む