2022年7月 ~『またぞろ。』『 ふらいんぐうぃっち』『リコリス・リコイル』~

毎月やったことをごちゃごちゃ書いていくやつ。今月もやります。

今月は読んだ漫画と見たアニメの話を書いたら結構な分量になったので、日記という名の漫画アニメ感想集です。言及している作品についてはネタバレを含む場合があるので閲覧時はご注意願います。

 

 

またぞろ。2巻を読んだ

またぞろ。2巻出ましたね。(6月の話ですが)

私は本は一部を除いて基本的に電子で買っていますが、またぞろ。はこの写真でも見切れている特典の「とりせつ。」目当てで既に電子で持ってる1巻と合わせて物理本で買いました。

 

大事に読んで今月読み終わりました。

またぞろ。はだいぶ気に入っている作品で、本誌こそ追っていないもののニコニコ漫画のきららベース上の連載は最新話が出たら割とすぐ読んでいます。ストーリーや人物描写がいいのは言うまでもないのですが、私は純粋に絵が可愛くていいなあと思っています。みんな可愛い。語彙力がないのと自分の心の解像度が粗すぎてこれ以上の表現ができませんが可愛いです。2巻内だと調理実習回のスーパー内で詩季と楓がきゃっきゃしてるシーンとか最高でした。

さて、以下2巻の感想です。

メインの堤編について。堤さんは初登場時は共依存するタイプかと思ったが、これはどちらかというと、共依存ルートを回避するための話だったのかもしれません。「憧れは理解から最も遠い感情である」みたいな言葉があったような気がしますが、堤さんが殊を憧れ抜きで真に理解するためのお話だったのかも。
あくまで堤さん本人は、いつも殊の幸せを考えて行動しており、和解(?)までの数か月は1.5年の変化に彼女がついてこれなくなっただけ といえるでしょう。

これで一旦わだかまりは解けたのだが、しかしそれでも堤さんは殊の正妻枠は一切譲ろうとしておらず、四辻留年組と真に和解できているかというと些か疑問が残る感じになっているのがまた良いですね。四辻留年組と仲良くしていることちゃんを見てもやっとした顔しているところはこれからも見られそうです。

さて、詩季姉編に展開が移っているわけですが、姉はキャラ造形や妹好き度合いはゆるキャン△の桜と似てるような感じがしますが、しまりん等とも仲良くする桜とは異なり、殊を妹の友達(というか姉に反抗してまで会いに行く相手?)としてはあまり認めていないご様子。留年生の周りにはなんか愛が行きすぎちゃった人が多いですね。
ただ詩季は身体さえ悪くなければまず留年もしていないし留年組と仲良くなることもなかったと思うので、彼女が認めていない雰囲気を出しているのもまあわかんないことはありません。

なんにせよ、ちょっと不穏な感じでおわって3巻もますます気になります。どんどん進んでこのまま色々メディア展開されていくとうれしいなあと思っています。

 

さて、特典のとりせつ。ですが、とりせつ。目当てで買ってよかったです。ストーリーに直接は絡まないのでなくても楽しめる一方で、とりせつ。を読んでおくと「この行動や言動をとっているのは、こういう生い立ちをしたこういう人だからか...」と読みながらニヤニヤできます。本当にオタクの勘所をわかっていらっしゃる幌田先生。

あと物理本で買って気づきましたが、カバー外すとちょっと若い(というか幼い?)キャラたちが表紙と同じことやってるんですよね。私は本は電子書籍派ですが、こういう一工夫に触れられるのって物理本ならではなので、部屋が∞畳ならやっぱ物理本がいいのかな~って思います。実際のところ6畳間なのでそうはいきませんが...

アニメを見た

最近低調だったアニメの視聴ペースが若干上がっています。最近見ているのは『ふらいんぐうぃっち』と『リコリス・リコイル』です。

 

ふらいんぐうぃっち』は、ちょっと前の作品ですがお盆に青森に行くので、その予習がてら見ています。旅先に関するコンテンツに触れておくことで旅行に聖地巡礼という意味が付加されて、一粒で二度おいしくなり一石で二鳥になるというわけです。

主人公は魔女なので、ゴリゴリのファンタジーといっちゃファンタジーなのですが、どちらかというとのんのんびより的な田舎日常系にファンタジーちょい足しという感じになっていると思いました。一日の終わりや疲れ切ったときにのんびり見て体力回復できるいい作品です。

個人的なちょっとびっくりポイントは石渡さん役の三上枝織さんの声が割と普通っぽい感じだったことでした。そりゃそういう声も出せるんだろうけど、三上さんはゆるゆりのあかりちゃんの声に代表される一声で誰かわかる系声優さんだと思っていたので、「え、三上さんじゃん!」とキャストみてちょいびっくりしました。

 

リコリス・リコイル』はTLでやたらいろんな人が話題にしているのと、TLに流れてくるキャラが可愛いのとガンアクションがそもそも好みなのとで先週くらいから見始めました。現時点で5話まで放送されてますが、中だるむことなくどんどん面白くなっているように思います。毎話程よい百合シーンや可愛いシーンと、しっかりアクションをそれぞれきっちり配していて、よくできているなと思います。

見始めて千束活発で欲に正直でいい子で可愛いし、ヘラヘラしてるのに実力者なのいいな~と思っていましたが徐々に裏あり感が出ていて驚いています。才能と意思の乖離 みたいなところが大テーマとしてある感じなんでしょうかね。

序盤3話くらいまでは、出世の王道を絶たれたたきなが徐々に笑顔を取り戻していく過程のお話なのかなと思いました。私はヘラヘラ生きたいと思いつつなんだかんだ出世みたいなもんも気になっちゃって気を病むこともある系人間なので、そこら辺の悩みを乗り越えるシーンはいいなーと思ってみていました。閑職(?)でも割り切って楽しむ生き方、いいですね。

余談ですが、twitterでも言及しましたけど2話でウォールナットが乗っていたトゥディいいですよね。エアインテーク付きってちょっと調べた限りですが純正ではないはずなので、ボルトオンターボつけて魔改造したような雰囲気があり、岡山国際サーキットでポルシェを追い回す某トゥディを彷彿とさせます。

あと妙に見覚えあるインテークだなと思いましたが、なんか2代目アルトワークスのインテークに似ている気がします。ちょこちょこ出てくる日本スーパーカーといい車好きな人が制作陣にいそうです。今後どんな車が出てくるのかも含めて楽しみですね。

 

ともかく、最新放映が土曜23:30という社畜にも優しい時間ですので、このまま最終話までリアタイで追いたいと思います。

 

おしまい