2022年9月 長期療養、リコリコ

ちょっと遅くなっちゃったが1か月のあったことやったことをまとめる記事。9月編です。

リコリコの話は全話見たうえでの感想なのでネタバレを普通に書いてます。

未見でネタバレしたくない方はご注意願います。

 

 

療養

9月の上旬はずっとお休みでした。厳密にいえばお休みというか先月末にかかったコロナの療養なのですが、幸いにして症状自体は9月の頭には概ね無くなったので後はぶり返さないように家でおとなしく過ごす期間となりました。健康な時でもずっと家にこもっている私にしたら実質連休みたいなもんでした。

日々新コンテンツに触れられないなーと思っていましたが、コロナでこういう長い休みが与えられたら色々触ることができました。

原作漫画がセールのときに買ったはいいが読んでなかった『ヤマノススメ』も読めましたし、TL上で評判がよく聖地が比較的近所でちょっと気になってた『やくならマグカップも』もちょっと見れました。

 

やっぱり新しいコンテンツに触れられなくなることの主要な原因は時間の不足なのかなと思いましたね。

社会人は基本的に週2日しか休みがないので、自分の場合、既存の自分が楽しいと思っているものとか生活に必要な諸々をやっていると、新しいコンテンツに触れる時間はなくなるし、既存の自分が楽しいと思うことをやる時間を削ってまで、新しいものをやるか?と言われると、いささか疑問になって結局足が遠のいてしまう部分があります。

やはり労働は悪。

 

そうはいっても楽しいと思うことを増やすこと自体は人生には大切だと思うので、意識的に新しいものには触れないとな~と思います。今回も色々いいものを発掘できましたし。

 

 

リコリコ

7月も言及した『リコリス・リコイル』。完走したので感想を書きます。

twitter上の識者のご指摘通り大味感は否めませんが、可愛い女の子・百合・アクション・銃撃戦・ハッキングの応酬・ハラハラさせつつもハッピーエンドで締めるストーリーと、オタクというか割といろんな人が好きでわくわくする要素をうまく詰め込んで毎週見せてくれるという意味では非常によくできているように感じました。

ハンバーグとソーセージと唐揚げがのっててオムレツのかかった大盛鉄板ナポリタン、デザートのプリンアラモードにクリームソーダ付きって感じです。欲張りセットですね。

毎話毎話要素を詰め込みつつ話を推進させて、ちゃんと終盤で社会と千束個人の命を揺らがせるハラハラ展開。そして最終回一個前でウォールナット他の活躍で社会動揺の危機を解決。最終回で真島千束の最終決戦をやり、千束はミカの力で人工心臓を手に入れて全員生存させて、なんやかんやで味方サイドは全員生きている状態でリコリコが復活して大団円。ついでに序盤中盤で出てきたキャラもちょっと出演し、真島はなぜか生きているのでもう一悶着ありそう…と続編も匂わせる。もうほんとに最後まで詰め込みまくってます。細かいところを考えると違和感は確かにあるだろうし、ご都合主義祭りなんだろうけど、視聴者が見たいもの見られるとうれしいものをもりもりに詰め込んでて本当にエンタメとしてよくできているなこのアニメと思いました。ハリウッドエンターテインメント超大作!というどなたかがおっしゃっていた解釈が非常に合点がいくものでした。

あとよくよく考えると大味は大味なんでしょうけど、正直私はアニメ解釈の分解能が低いことが幸いして、違和感をあまり覚えることなく見れてしまいました。バカも役に立つことがあるんですね。

この詰め詰め感はガルパンあたりを彷彿とさせる感じで、メディアミックスも既にたくさんあるっぽいので、ガルパンのように長く人を楽しませる作品になるんだろうなーと思います。

 

10月からは秋クールが始まります。きららアニメの注目作『ぼっち・ざ・ろっく!』は見るつもりです。初回リアタイは所用で逃しましたが...。来週配信と合わせて見て追いつきます。

ヤマノススメも4期があるようですね。今月初めに良さに気づいたのでさすがに過去作を見切れていませんが、4期は序盤が総集編だとどっかで見た覚えがあるのでそこを見れば一定程度追いつけるのでしょうか。その他、よさげなものがあれば1話くらいは見ておきたいところです。

 

おしまい