2022年6月の出来事 ~舞鶴、まぞく、サロメ嬢~

先月から始めた1か月ごとの出来事思ったことをまとめるやつ。今月もやります。

 

 

舞鶴

舞鶴に行ってきた。割と前からいつか行きたいなーと思いつつコロナだなんだで行けていなかったがようやく行くことができた。

海軍記念館

海軍記念館

舞鶴は昔は鎮守府があって今も海上自衛隊が駐屯している。その海上自衛隊舞鶴地方総監部の中にあるのが海軍記念館。土日は申請書を出せば無料で敷地に入って見学できる。

旧日本海軍舞鶴鎮守府の歴史や、日露戦争関係の資料が色々あった。展示量としてはそこまで多くないが、貴重そうな原典資料も多く1時間ほどじっくり見学できて楽しかった。申請がいるのでビビるとか、最寄り駐車場がないとかでちょっと行くのにハードルが高いが行っといて損はないと思う。

余談だが、名前と年齢と連絡先を書いた申請書を出したら「20代なら入隊できますよ!」と言われながら自衛官募集中!と書かれたポストカードをもらえた。しかも図柄が8種類あって選ばせてくれた。私は若いこと以外はとても自衛隊向きではないビジュアルをしているが、そういえば道中にも自衛官勧誘ポスターはよく見かけたし、結構リクルートには苦労しているのかなあと思った。

赤れんがパーク

屋台も出ている。下のほうに写っているのが線路跡

当時感ある扉

赤れんが博物館

旧海軍の倉庫群が並んでおり、一部倉庫はれんが博物館なりカフェなりお土産屋なりになっている。倉庫内は物資輸送用の列車が走っていたらしく線路跡も残っている。倉庫に列車!?と思ったが昔はフォークリフトとかなさそうだし無理もないか。

れんが造りの建物はおしゃれでデートスポットにもよさそうで、実際カップルもそれなりにいた。

倉庫を流用したカフェで護衛艦で出しているものを再現して作ったらしいカレーを食べた。やはりカレーはシンプルにうまくてあまり外れないのでいいですな。

ちなみに軍港だけあって艦これの聖地扱いになっており、それ関係のグッズもちょこちょこ売っていた。提督各位は聖地巡礼として訪れてもいいかもしれない。

遊覧船

舞鶴湾内を巡回する遊覧船があるので乗ってみた。自衛隊の艦船や造船施設などを最も近づいてみるには遊覧船が一番であり、結構人が乗っていた。

艦船の知識はあまりないのだが、間近でみる護衛艦は単純に迫力満点だった。見える艦船はガイドさんが解説してくれるので、まったくわからんということにもならず「この船は補給艦だからいっぱいホースついてるんだなー」みたいなある程度の解像度を持った感想は抱くことができた。

 

舞鶴の軍港エリアは、旧軍港で現在も海上自衛隊が駐屯し艦船がたくさん見られる軍事都市的な面もあるが、おしゃれなれんが造りの建物が集まるおしゃれスポットという面もあった。よって行った日も、普通にデートに来たカップルと、艦船が好きそうなおじさんやオタクが共存するちょっと不思議な空間になっていた。

今回はちょっと離れたところにある引揚記念館はいけなかったので、これは次回以降の宿題にしたい。

まちカドまぞく2丁目

6月は春クールの終わり。ということで今季見ていたまちカドまぞく2丁目の話をしたい。まちカドまぞくの魅力は押し寄せるようなギャグと原作譲りのパワーワードの数々だと思っているのだが、今回もその魅力は際立っていて楽しく見ることができた。冬に見ていたスロルが比較的落ち着いたアニメだったので、なおさらそう感じた。

まちカドまぞくの別側面の魅力としてストーリーの重厚さがある。2丁目のあたりからストーリーのギアが上がっていくのだが、私は単行本6巻までは既読なので、2丁目範囲で明かされる新要素はむしろ前提条件として受け入れているところがあり、「あーそういえばここでこいつ出てきたな!」みたいな再発見があった。

あくまで単行本6巻分までしか知らない私だが、2丁目12話でシャミ子の夢魔としての強みがはっきりしてきて、ここからさらにストーリーが加速していくなという感覚があるので、3丁目も待ち遠しいところだ。

あとまぞくは1期もOPEDがよかったが、2期も非常に良かった。OPオシャレでEDがアニソン的ガチャガチャという基本路線は踏襲されているが、この構成ってしっかりしたストーリーと質・量ともに十分なギャグというまぞくの異なる魅力が表現されてるんじゃないかなーとふと思った。

まぞくは単行本6巻以降のストーリーが更にシリアスらしく、7巻が待ち遠しい。

また、2丁目以降の原作範囲ではリコくん掘り下げ回があるが、あそこは結構好きなところなので(リコくんが好きなので)、ぜひともアニメでみたいので3丁目がやはり待ち遠しい。

サロメ

壱百満天原サロメさんの配信を最近よく見ている。胃カメラマイナンバーカードでお馴染みの初配信を話題にする人をTLでよくみて気になったのでちょっと見ているうちに、ちゃんと動画を見るようになっていた。

Vtuberというのは四天王とかにじさんじの出始め位の時期にちょっと見てそれなりに面白いな~と思ったがそれ以降はあまり見ていなかったので、こんなにちゃんと見るようになるとは自分でも思わなかった。

なので何でサロメ嬢はハマったのかなーと考えると①サロメ嬢の声がいい②ツッコミ瞬発力があってワードセンスが優れていて、ほどよくおドジなので面白イベントに事欠かず単純に配信が面白い③配信時間が基本1時間なので追いやすい(Vtuber見始めて初期は配信時間の長さがついていけない一要素になっていたと思う)と、まあよく世間で言われている彼女の優れた要素が私にもはまったという話なんだと思う。

サロメ嬢はアニメキャラがそのまま配信をやってるみたいだ と表現している方がコメント欄にいらっしゃった気がしたが、確かにそれはそんな気がしていて、彼女はその声質やお嬢様系一般人要素のぶれなさ、おドジさのおかげで、キャラクターとして一種完成されているような気はする。キャラクターがゲームや雑談をしつつ面白いことを言うというのは、私がこれまで好んできた日常系アニメに近いので、そういう意味でもハマるに至ったのかなあと思う。日常系というのは「キャラの魅力」が面白さのウェイトの大きな部分を占めると勝手に考えているが、日常系コンテンツとして大事なキャラの魅力をしっかり持っているのがサロメ嬢なのだと思う。

あとサロメ嬢は言及されるネタから年齢は多分私と同じかちょい上くらいだと思うのだが、会話の節々から「人を傷つけない」という意識が非常に鋭敏であることが感じられる。同年代と思えんほどにちゃんとしている。今のご時世で非常に大事な要素なんで、そこも人気の源なのかなあと思う。

 

サロメ嬢きっかけにこれまで見ていなかったVtuberの切り抜きもたまに見るようになり、Vtuber一般の面白さについても色々思うところが出てきたが、話が長くなりすぎると思うのでいったんここまでにしておく。

 

何もないような気がする6月だが案外長尺になってしまった。ただ実際何もないようで何もないことはなくて、書くことで何かあったことを思い出させてもらえるのかもしれない。その点ではやはり定期的に書くことは大事なのかな。おしまい。