ゆるーい『ゆるキャン△』日帰り聖地巡礼記

10月6日夜。三連休初日をだらっと過ごした私は悩んでいました。

せっかくの三連休だから明日こそどっか行きたい。

山をドライブして日帰り温泉にでも入って帰るとかいいなあ。

山、日帰り温泉…。どちらも叶えられる場所は…。

そうだ!ゆるキャン△聖地巡礼するか!

 

ということで、

10月7日(日)、ゆるキャン△聖地巡礼に行ってきました。

計画時間は前日夜の約2時間。ちなみに当日は埼玉で「ゆるキャン△ 秘密結社ブランケット入団説明会 2018 Autumn」が開催されており、更に全国でライブビューイングまでやっているという何とも微妙なタイミング。

まあ「ゆる」キャン△なんでいいでしょその辺ゆるくても。うん。

 

 

 

○出発〜内船駅〜身延駅

住んでいる名古屋を出たのは午前9時頃。

最初の目的地は内船駅(なでしこの自宅最寄駅)です。

山梨県のだいぶ南の方なので新東名新清水ICから国道52号線を北上したほうが近いようです。

ということで新東名をのんびり走ります。

なでしこは元々浜松在住だったようなので、おそらく南部町に引っ越す過程で通ったのもこのルートでしょう。

f:id:capp_10k:20181103221721j:plain

特に狙いませんでしたがトイレ休憩に入ったのは浜松SAでした。巡礼ノルマ達成?

 

特に渋滞にも巻き込まれず、新清水ICで高速を降り、国道52号線を北上します。

国道52号線はほどよく山道でなかなか走っていて楽しいですね。

 

f:id:capp_10k:20181103221805j:plain

そうこうしているうちに山梨県に入ります。

そこからさらに富士川に沿って52号線を走っていると、内船駅に着きました。

アニメその通りの外観をしています。特急停車駅なので、それなりに立派です。

時間の都合上ここでは止まらず、そのまま身延駅へ(よって内船駅の写真はないです。スミマセン)

 

そこから30分程度で身延駅に到着。

ここは、8話でテスト終わりの野クルメンバー達がキャンプ用品店に行った際に

訪れた場所です。

ちなみにキャンプ用品店のモデルもありますが、これは身延ではなく浜松にあるようです。

駐車場が駅の付近にあり、2時間までは無料です。駅付近でこれはありがたいですね。

 

f:id:capp_10k:20181103221932j:plain

身延駅。駅構内にはゆるキャン△聖地紹介パネルなどがあって、聖地を感じられます。

写真はありません。この先は君の目で確かめてくれ!(撮る度胸がないだけ)

 

 

 

f:id:capp_10k:20181103221856j:plain

世間的には身延町は、日蓮宗の総本山である身延山久遠寺がある町として知られています。だからか、身延駅前の街並みもちょっと観光地感あります。

 

先述した通り、きょうはゆるキャン△イベントをやっているので、巡礼者そんないないかなと思っていましたが、殊の外巡礼者と思しき他県ナンバー車、バイクがいました。

 

着いた時間がちょうどお昼時だったので、「ゆたかや」でほうとうを食べました。

(何故か撮った写真が横向いて戻ってくれないので写真は省略します)

なでしこが作中で「これ知ってる!」と指を指していたほうとうののぼりを立てていたお店ですね。

f:id:capp_10k:20181103222452j:plain


店にはほうとうののぼりと共に、しまりんだんごののぼりがたってました。

f:id:capp_10k:20181103222640j:plain

やはり身延に来たらみのぶまんじゅう買わないと!ってことで 「栄昇堂」に入ります。

ここには恵那の等身大パネルがあります。(写真はありません、この先は君の目で(ry

 

ここの店員さん、「是非食べてみてください~」とまんじゅうを丸々1個分くれたり、「お茶飲んでってくださ~い」とお茶を出してくれたりと、私のようなオタクにも非常に優しかったです。ありがたい。

ここではみのぶまんじゅう10個入りを買いました。ほうとうで満腹だったので野クルのように川沿いで食べるやつはやりませんでした。

 

○セルバみのぶ店

f:id:capp_10k:20181103223040j:plain

次はセルバみのぶ店に行きます。イヌ子のバイト先のモデルとなったスーパーです。

f:id:capp_10k:20181103223233j:plain

隣には千明のバイト先の酒屋のモデル地があったらしいのですが、もう閉店して今は空店舗です。

セルバみのぶ店は基本的にはふつーのスーパーなのですが、ゆるキャン△グッズを売ってたり、イヌ子の等身大パネルもあったりとしっかり聖地感を出してくれていました。ありがたいですね。せっかくなのでここでゆるキャン△グッズ(クリアファイル)を買いました。

ちなみに冷蔵品なので断念しましたが、しまりんだんごとかゆるキャン△包装のほうとうとかも売ってます。ゆるキャン△って結構地元企業と協力して色々グッズ展開しててなかなかすごいですよね。

 

次は、なでしこ達が通う本栖高校のモデルとなった旧下部中学校…に向かおうとしましたが、曲がる場所を間違えてスルーするというミス。

計画時間2時間の弊害ですね。

引き返そうとしましたがなかなかUターンポイントが見つからなかったので、

次回の巡礼時の宿題とします。

 ○本栖湖

さて、次は本栖湖に向かいます。ここは1話でしまりんとなでしこが出会った重要な場所です。

道中は結構しっかり山道しており、ロードバイクで登っているお兄さんはだいぶ辛そうでした。

ここを普通のチャリで登ったしまりんとなでしこの体力…。

作中ではシーズンオフでがらんとしていた本栖湖ですが、この日は三連休もあってか大盛況でした。

f:id:capp_10k:20181103223619j:plain

 

 

ちょっと雲がかかってますが、富士山もよく見えます。作中でも言及されていましたが、1000円札に載っている富士山はここから撮ったものです。

 

f:id:capp_10k:20181103223648j:plain

なでしこが寝ていたベンチのあるトイレ。

ゆるキャン△を知らない人からしたら、公衆トイレを撮る変な人にしか見えなかったでしょう。

ここのトイレは公衆トイレにしてはだいぶ綺麗ですが、中に箱が置いてあり、利用者は1回50円以上入れるという仕組みになっています。

 

f:id:capp_10k:20181103223738j:plain

作中に登場したキャンプ場。事務所内にはなでしこの等身大パネルと、ゆるキャン△グッズが売ってました。私はここでブドウジュースを買いました。ゆるキャン△関係ないやんけ!試飲してみたら美味しかったんだもん仕方ない。

 

その後は本栖湖をのんびり一周しました。

本栖湖は湖畔にキャンプ場がたくさんあり、どこもキャンプ客でいっぱいでした。

次はキャンプをやりに来たいですね。私は道具を買うところからスタートですけど。

 

さて、この日、先述したイベントでゆるキャン△の2期放送と映画化が公表されましたね。

私はこの情報を本栖湖湖畔でツイッターを見て知りました。

聖地で続編決定を知る。なかなか感慨深くていいですね。

 ○笛吹川フルーツパーク

本栖湖にいる途中で日没時刻になったので、次は笛吹川フルーツパークに向かいます。

4、5話の野クルの初キャンプの際に、休憩として寄ったのがここです。

本栖湖からはちょっと距離があり、1時間ほどかかりました。

 

ここでの目当ては夜景です。

5話のラスト、しまりんとなでしこがそれぞれのキャンプ地からの夜景を見せあうシーンがありましたね。なでしこが撮った夜景はここ笛吹川フルーツパークの「恋人の聖地」と呼ばれるところから撮ったものです。ちなみに名前通りカップルが結構いて、一人で巡礼に来た独身オタクはちょっと肩身が狭かったです。

 

f:id:capp_10k:20181103224303j:plain

スマホで私のような素人が撮っても綺麗なのがわかります。それもそのはず新日本三大夜景のひとつのようです。

笛吹川フルーツパーク周辺は街灯すら少なく、到着までは本当に真っ暗闇の中を突き進むことになります。街明かりを邪魔する光が全くないのが美しさの理由でしょうか。

 

f:id:capp_10k:20181103224424j:plain

フルーツパーク内にあるオーチャードカフェは、なでしこ達が休憩としてスイーツを食べていたカフェです。私が来たのは夜なので、閉まっていましたが...

ほったらかし温泉

f:id:capp_10k:20181103224637j:plain

 

さて、つぎは最後の目的地、ほったらかし温泉です。

作中では「ほっとけや温泉」として登場していましたね。

フルーツパークから車だと5分足らずで着きます。

元々絶景が見られる温泉として有名だったので、県外ナンバーで駐車場はいっぱいでした。

この温泉は「あっちの湯」「こっちの湯」と2種類の温泉があり、それぞれ800円で入れます。ちなみに脱衣所の鍵付きロッカーは100円が返ってこないタイプのロッカーなので料金は実質900円と思っておきましょう。

作中では野クルメンバーが入ったのは「あっちの湯」(作中では「あちちの湯」)なので今回は「あっちの湯」に入りました。

露天風呂から臨む夜景はもちろん綺麗でしたが、人が多いのでゆっくりは入れなかったですね。内風呂はそんなに人いないのでのんびりしたい場合はそちらへ。

温泉に出た後は温玉揚げを食べました。反則の味でしたね。

 

温泉から出た時点で大体21:00頃でした。ここから中央道に乗って名古屋に帰りました。

ちなみに道中休憩で寄ったのは諏訪湖SAと恵那峡SAでした。

諏訪はしまりんが行ったところだし恵那峡は見ての通り恵那なので、実質聖地(?)

○感想

結構無計画でしたが、充実した1日でした。

本栖湖以降の行き先は普通に山梨を観光していても行きそうなところなので、聖地巡礼というよりも普通の山梨県観光に近かったですね。

 

ゆるキャン△は地元の観光協会聖地巡礼マップを作成しているため巡礼しやすいです。また、身延町内や南部町内だと直接の聖地じゃないところでもゆるキャン△お土産を売っていたり、ポスターがはってあったりします。

上記の理由から、移動手段さえちゃんとあれば楽しみやすい聖地なのではないかなと思います。最低限の礼儀や節度をもちつつ巡礼を楽しみましょう。

 

普通にドライブするにしても良い場所だったので、次は旧下部中学校リベンジや四尾連湖などに行きたいですね。

 

写真も多めにつかって張り切って書いたら4時間くらいかかってしまいました。

おしまい。