やはり入門書って大事だなあと思った(『Excel 最強の教科書[完全版]――すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術 』感想)

こんにちは、じゅけいです。

 

ブログは放っておくと更新のネタがなくてずーっと寝たままになってしまいます。ということで、読んだ本の感想を気が向いたときにでも書いていこうかなあと思います。

 

ということで、最近読んだ本。

Excel 最強の教科書[完全版]――すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術 』の感想です。

私はkindle版で読んだので下記リンクはkindleのやつです。

 

 

 

〇なんで読んだの

仕事の効率化に役立てようとおもったからです。

というのも昨年4月から担当が変わってそれ以降ずーっと忙しくてしょうがないのです。お国に怒られるくらい残業しています。(厳密にいえば怒られるのは会社だが)私はexcelを使う業務が多いので、仕事の効率化の一助になればと思って読みました。

読むにしたって今さら!?と思うかもしれませんが、私くらいの世代だと学校の授業で小学生のころから多少excelは触りますし、大学とか私生活でもなんだかんだ触りますので、ある程度知識はつきます。正直今の知識でも普通の日本企業で仕事をする分には困ってませんでした。

こういった本については、「PC音痴なオジサンが読むもの」というイメージが少なからずあって、自分は都度知らない機能をネットで調べれば十分だなあと思っていて手を出していませんでした。

 

〇読んでみてどうだったの

自己流知識がいかに歯抜けだらけで不十分なものかを思い知らされました。変な驕りを持たずさっさと読んでおけばよかったなあと思いました。

 

この本は内容としては基礎的なんだと思いますが、触れている範囲が多岐にわたっているので、PCをそれなりに触る若い人でも多分どっかの領域で初見の知識が現れてくると思います。また、大体使える機能についても、まわりくどい使い方をしていたり、超便利機能を見逃していたりすることに気づけます。やたら沢山あるショートカットキーとか。

あと、はしがきあたりで著者自ら言及してた気がしますが、「excelの機能を使って何をするか」に焦点を当てて機能を説明しているので、自分の仕事への応用を利かせやすいです。

私なんかは内容の8割くらいが初見もしくはアバウトにしか知らない内容でしたので、その分大変ためになりました。

(自分の読み始めのころの知識は、sum関数とか使った集計表の類は普通に作れる・グラフもある程度作れる・フィルター機能とかピボットテーブルとかは若干知ってる くらいの感じでした。)

 

ちなみにexcelの効率化術として著名なマクロは表面をさらっとかするくらいしか説明していません。ただネットとか専門書でもうちょっと調べる気を起こさせる分には十分かなと思いました。(現に私は活用できるポイントを思いついて調べる気が起きました)

 

 〇最後に

何事も基礎を学ぶにはやっぱりちゃんとお金を払って入門書を読むのが一番だなあと思いました。

ネットを使えば大抵のものがタダでわかる世の中ですが、見つかる情報って大抵各論的なものばかりです。基礎が全くわかってないと、ネットでほしい情報にアクセスすることすらできません。何がわからないかがわからなくて、何を調べればいいのかがわからんみたいな状態になります。

 

ネットでなんでもわかる世の中でも、いや、ネットで何でもわかる世の中だからこそ、基礎知識はある程度体系になっている書籍でちゃんと勉強するのが、物事を習得する近道なんだろうなあと思いました。

 

おしまい