こんにちは。じゅけいです。西安旅行記の続きです。
この調子でいくと年内に終わらん説すらあるのでぼちぼち駆け足で行きたい
前回はこちら↓
兵馬俑からバスに揺られて大体15分くらいで、次の目的地、華清宮に行きます。
ここは古代中国の皇帝に保養地として親しまれていた場所だったようです。特に唐代の皇帝である玄宗が、世界三大美女と言われる楊貴妃と足繫く通ったことで有名だそうです。
庭園とか遺構も残っているのでそれを眺めるのもありなのですが、今回ここに来た目的は、華清宮の九龍湖で行われる『長恨歌』というショーを見るためです。
教養ある方なら『長恨歌』でピンと来るかもですが、唐代の詩人である白居易が玄宗皇帝と楊貴妃を描いた長編詩『長恨歌』をもとにしたショーです。私は教養がないので「あー白居易って漢詩の授業で習ったなあ!」くらいの認識しかありませんでしたが・・・
華清宮は先述の通り、玄宗皇帝と楊貴妃に縁のある地であり、それこそ元の『長恨歌』にも登場する場所です。そのものずばりの場所をステージとして行われるショーとはなかなかアツイですね。
さて、ついてから入場時間までは少し間があるので、バス停付近のショッピングセンターで暇をつぶしていました。

中にマッサージ屋?のキャッチセールスがいて、モールのベンチに座っていても無限に話しかけてくるのでなかなか難儀でした。

適当に時間を潰せたので華清宮に向かいます。
途中にどでかい玄宗皇帝と楊貴妃の像がありました。

当時は11月下旬。元々寒かったところ、日が暮れてきて猶更冷え込むなーと思っていたのですが、この像の周りに毛布貸のおっちゃんおばちゃんがいっぱいいました。先ほどのキャッチセールスもそうですが中国の商人って商魂逞しいなあと思います。現代日本がお行儀良すぎるだけかもですが。

入口っぽいですが思いきやここではないのでもうちょい歩きます

お祭りみたいな感じになってます。今気づきましたが前の3人組は毛布貸から毛布を借りたっぽいですね。
入場して着席。ステージはこんな感じです。大がかりですね~。


チケットはTrip.com経由で友人にとってもらいました。1人6000円くらいです。席のグレードにより変わるんでしょう。
椅子は見ての通り野球場とかでよくあるプラの椅子ですが、なんとシートヒーター付でした。毛布貸がいるくらい寒いので助かります。日本も導入してくれ。
撮影していいのか?と思われるかもしれませんが、中国は撮影禁止みたいな規範があんまないのか、上演前はおろか上演中ですらみんな撮影しまくってました。友人曰く中国に限らずショーの類を上演中に撮っていいのは海外だと割と普通らしいです。
感想
あんまり細かく書くとネタバレになってあんま良くないと思うのでボヤっとした表現にしますが、感想を言うと、すごかった!!!!!です。小学生?
でも実際、演出がひたすら豪華で圧倒されました。光・音・ダンス・水・炎そしてこのロケーションの全てを活用している感じです。そしてそれぞれがいちいち大がかりなのです。これをほぼ毎日4公演やっているというから恐ろしい。
全体的にはミュージカルみたいな感じで、一応各パートの冒頭でストーリー喋ってるっぽいけど当然中国語だからわかりません。そういうわけでストーリーはざくっと予習してきましたが、多分あんま分かってなくても豪華すぎる演出で満足できると思います。
古典をモチーフにこういう壮大なショーがやれるところに中国文化圏の人口規模と経済規模の圧倒的な大きさを感じます。中国本土自体がでかいのはもちろんなんですが、台湾は言わずもがなだし、日本人の私も学校教育で漢詩とか中国史は習っているからある程度共有ができるし、多分韓国も同様でしょう。この辺の極東3か国(北朝鮮がどうかは知らないがいれれば4か国か)だって中国文化圏といっても多分差し支えないと思えば相当にでかい文化圏です。
文脈を共有できる人口が10億人以上いて、それでいて経済力もあるからこそ、これだけお金をかけたショーを定例的にやれるんだなあと思いました。やっぱり中国はすごいですね。
正直私ってあんまりショーとか普段行かないため旅の目的地にすることがほぼなくて、今回も友人の要望で行ったような感じなのですが、日本でもこういうショーとかはもうちょい行ってみていいのかもしれないです。
海外とは別の意味で違う文化に触れられた良い経験だったなあと思いました。
満足して、西安市街地に戻るのですが、まだ今日は終わりません。続きます。